突きと正面と横面


突きと正面と横面について説明します。

 

合気道には稽古の際、相手を攻撃する手段として

突きと正面と横面があります。基本的に合気道の稽古では、

先に攻撃をしかけた方が技をかけられる側になるため、

結果突きや正面や横面を行った方が技を掛けられる事になります。

しかし正しい突きや正面や横面を行わないと正しい技の稽古に

ならないため、これらも大切な合気道の基本動作となります。

 

まず初めに突きは拳で相手の腹を突く動作です。

突き①

腰に構えた拳で、

 

突き②

相手のお腹を真っすぐ突きます。

突くときは手と同じ足を前に出します。(踏み込む。)

合氣道の突きは拳を腹に当てるだけでなく、

拳で腹を突き通す様に行います。

拳アップ

突く際の手首は真っすぐの伸ばし、拳に体重を乗せる様にします。

 

次に正面は手刀を相手の眉間に当てる動作です。

手刀は指先を伸ばしたときに、小指の付け根から手首の間の部分です。

手刀③

 

正面①

そして正面は腰の辺りに沿えた手を、

 

正面②

眉間に向かって切り上げる様に打ち込みます。

正面も手と同じ足を踏み込みながら行います。

 

最後に横面は手刀を相手のこめかみに当てる動作です。

横面①

力を抜き腕を耳につけて手刀を真上に構えます。

 

横面②

そして手と同じ側の足を踏み込みながら、

手刀を相手のこめかみに打ち込みます。

刀を持っていた場合でも行っていた動作で

相手を切ることを意識します。