万生館合氣道で扱う武器と武器を持った状態での受け身について少し解説します。
まず初めに万生館合氣道で扱う武器は3種類あり、短剣と木剣(木刀)と杖があります。
短剣は長さ約30cmほどで木製のナイフのような形状です。
木剣は長さ約100cmほどで一般的には木刀です。柄はありません。
杖は長さが約130cmほど太さ2cmほどまっすぐな棒です。
武器技の稽古ではこれらの武器を使って、突く動作や切る動作を行い稽古を行います。
次に受け身についてですが武器技の稽古の際、武器を持ったまま受け身をとります。
下記に武器を持った状態での後受け身と前受け身の動画の掲載します。
受け身の動作は素手の状態とほぼ同じなのですが、武器を持ったのままの受け身なので、武器の重さにつられバランスをくずさ無いようにする事や、武器を持った状態だと立ち上がる時に手を付けないので転がる勢いを利用して起き上がる事や、武器を畳につけないようにすることなどに注意します。
武器を持つ方の手は、掛けられる技に合わせて変わります。