3ヶ条裏技について


合気道の基本技である3ヶ条裏技についての解説します。

 

3ヶ条は相手の手首を手の甲の側から掴み、捻り上げて肘と肩を極めて、相手を抑え込む技です。

3ヶ条には表技と裏技があり、今回は裏技の解説です。

 

下記は正面打ち3カ条裏技の参考動画です。

 

まず相手と正面を合わせ、片方の手の平を自分の方に向け正面の下に添えます。

3ヶ条裏①

正面を合わせ手を添える

相手の外側に体を捌き、正面を合わせた手で相手の指先を握ります。

このとき片方の手は手首に添えたままです。

3ヶ条裏②

相手の指先を握る

指先の手と手首の手で相手の手を挟む様に捻り、相手の腰が浮き、肘が伸びる様に相手の指を張ります。

3ヶ条裏③

相手の指先を張る

相手がうつ伏せになるまで相手の手を捻り、そして相手の肘を抑えます。

3ヶ条裏④

相手をうつ伏せにする

自分の膝で相手の肩を挟み、相手の肘と手首を極めてゆっくり相手の頭の方へ腰を捻り相手の肩を極めます。

3ヶ条裏⑤

肩を極める

相手を痛めつけるのではなく、相手の体を柔らかくするつもりで技を掛けます。

今回は正面打ちに対する3カ条の解説をしましたが、突きや横面打ち、後ろ取りなどに対する3カ条もあります。